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幅広い世代から愛されるローバーミニですが、既存の国産車を改造し、あたかもローバーミニそっくりに作り上げる人もいます。
先日、愛媛県で開催されたとあるお祭りイベントに参加したとき、どこからどう見てもミニにそっくりな車を発見し、思わず声をかけてしまいました。
その一部始終をお届けします。
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これはミニ?軽自動車?やっぱりミニ?
愛媛県双海町で開催されたTシャツアートフェスティバル。
フェスの詳しい内容はこちらの記事を御覧ください。
海岸にTシャツが並ぶ、夏を感じるイベントだったのですが、その会場にミニ?がいたのです。

ミニ好きな人であれば、これがMk-Ⅰスタイルのミニだと気付きますね。
パッと見た印象ではオレンジが鮮やかなクラシックなミニですが、後ろに目をやると、なんと店舗スペースが付属しているではありませんか。
ミニのようでミニじゃない?いや、やっぱりミニか?
なんとも不思議な車です。
実は移動販売の車
実はこれ、フェスの会場でからあげを販売する屋台として使われている車なんです。
どこからどう見てもミニなんですが、なんとこれ、車を改造してフロント部に本物のミニのパーツを取り付けた手作りの車だったんです。
本物のミニのパーツを使っているのであれば、ミニと見間違えても不思議ではありません。
それにしてもここまで改造するのは、相当たいへんだったことでしょう・・・
ミニそっくり車の細部を確認
それではミニにそっくりな車の細部を見てみましょう。
フロント

グリルの形状やランプの形がMk-Ⅰ仕様ですね。
多くのミニ乗りがMk-Ⅰスタイルを目指すと言われていますが、ここを選んだ店主さんのセンスの良さが伺いしれます(個人的感想)。
バッジはオースチンクーパーのもの。レトロ感たっぷりです。
サイド

お次はサイド。
ドアの形がミニとは違いますね。
ミラーも貨物車でよく見られる細長い形状をしています。
このあたりを見てしまうと、あぁ改造したんだなということがわかります。
内装

中も写真を取らせていただきました。
インパネはやはりずいぶんミニと違います。
ハンドルがちょっと似ていますが、これも交換していますね。
本物のミニは内装にもクラシックな雰囲気が漂いますが、この車の場合は近代的な香りがします。
ちなみにATでした。
タイヤ

クラシックなタイヤ。
白にカラーリングするとグッと良さが深まりますね。
ただし、ローバーミニでタイヤを白く塗るカスタマイズはかなり珍しいといえます。
例えばフォルクスワーゲンのビートルなんかは白いカラーリングが定番ですよね。
ワーゲンバスとかオールドのビートル乗りたいな pic.twitter.com/90vmr3W3NC
— 宮沢 耕太 (@Nobik_46)
この辺はミニではなくワーゲンに似せているようです。
あとは給油口の形がミニとは異なります。
こういう平面の蓋は現代の車で見られる装備で、ミニは給油口が飛び出てますもんね。

ナンバープレート

この車は軽自動車を改造しているため、ナンバープレートが黄色です。
ミニはあの大きさで普通車なので、ナンバープレートを見れば一発で違う車だとわかりますね。
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色々なスタイルで楽しむことができるミニ
この車は確かにミニではありませんが、あまり詳しくない人が見るとミニと勘違いするかもしれません。
別に店主さんは騙そうと思ってミニに改造しているわけではなく、ミニが好きでミニの可愛さを表現したいという気持ちがあってのことなんです。
ミニは色々なスタイルで楽しむことができる車です。

供給パーツが豊富で、少し知識があれば簡単に改造できる点もポイントで、こうやって車を大改造して楽しむ人だっているんですよね。
ミニの楽しみ方に正解なんてありません。
あなただけの楽しみ方を見つけることができれば、それでいいんだと思います。
街なかを走るミニに似た車があれば、ぜひ教えてください。
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