ローバーミニの始動前点検を確実にやろう

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ローバーミニでは始動前点検を確実に行うようにしましょう。

始動前点検は現代の車においても推奨されていることではありますが、ことローバーミニにおいては異常箇所の有無を確認するためにもとても大事なことです。

それほど時間を掛ける必要もないものなので、愛車への声がけ運動程度の軽い気持ちで運転前にぐるりと車の周りをまわり、楽しみながら取り組みたいですね。

そこで今回はここだけはチェックしておきたいローバーミニの始動前点検のポイントについてご紹介します。

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ローバーミニの始動前点検

愛らしいスタイルと独特のドライブ感で熱狂的なファンが多いローバーミニ。

使われているパーツの消耗は走行距離の増加に比例します。

ここでは始動前に見ておくだけ!という簡単な点検項目を紹介していきます。

オイルチェック

Oil
エンジンオイル量 – ローバーミニに学ぶ

エンジンオイルのチェック方法は簡単。

エンジン前部にあるオイルレベルゲージを引き抜き、汚れや量を確認しましょう。

レベルゲージには写真のようにメモリが振られているのでMAXとMINのちょうど中間くらいにオイルが来ていればOK(写真は意図的に多めに入れている様子です)。

正確な量を確認するためには布などで一度オイルを拭き取り、オイルレベルゲージを差し、もう一度確認します。

色が黒っぽい時は汚れているということなので、前回の交換時期を確認して交換が必要であればすぐに変えておきましょう。

オイル漏れチェック

Oil2

ローバーミニの持病とも言えるオイル漏れ。

オイルは漏れるものと認識しておく必要がありますが、あまりにも量が多いと故障を疑う必要があります。

始動前に車の下を覗き込むクセをつけておくとすぐにオイル漏れに気づくことができ、被害を最小限に抑えることができますね。

タイヤチェック

Tyre

タイヤは車を支える重要なパーツです。

始動前にはタイヤに釘などが刺さっていないか、タイヤの溝は十分に残っているか、空気圧は適正かどうかを確認します。

タイヤのサイドウォールにヒビや亀裂があるようならば、タイヤがグリップしなかったりエア抜けを起こしたりと良いことは何もないので、迷わず新品への交換をおすすめします。

クーラントチェック

クーラントとはエンジンを冷やすための冷却水のこと。

クーラントが少なかったり汚れているとエンジンを効率よく冷却しなくなり、最悪の場合はオーバーヒートしてしまいます。

エンジンルームを覗き右側に位置しているラジエーターのキャップを開けるとクーラントの量と汚れが見えます。

クーラントがキレイな緑色をし、液面に金網が見えていなければ量は適正ということができます。

異常がなければクーラントは減るものではありません。中の金具が見えている=クーラントが適正値より少なくなっている=漏れているということです。

Coolant
適正なクーラントミニパーツ ミニクーパー ローバーミニ専門店 | ミニデルタ
Cool
クーラントが減少して金具が見えてしまっているラジエーター。

ラジエーターキャップに付いているOリングの劣化、もしくはラジエーターとエンジンを繋ぐラジエーターホースの劣化が考えられますのでチェックしてみて下さい。

バッテリーのチェック

Battery

ローバーミニのバッテリーはリアトランクの中にあります。

バッテリケースを外すと見えますが、開放式バッテリーとなっているので定期的な点検が必要です。

バッテリー液の量や電極の錆状態を確認しておきましょう。

ライトのチェック

Light

ライトやウインカーなどのバルブは切れたままでも走行自体に影響はありませんが、道路交通法に遵守するため、そして安全に走行するためにもバルブ切れになっていないか確認しておきましょう。

ウインカーを点滅させっぱなしにしたりライトを点灯しておけば状態の確認はすぐにできますが、ブレーキランプを確認するにはコツが必要です。

壁の前までミニを移動させて、ブレーキを踏んで壁に反射したブレーキランプを確認するようにします。

運転席側のブレーキランプはドアを開けて後ろを覗き込めばOKですが、運転席側のブレーキランプはルームミラーの位置を変えて壁に反射しているか確認しましょう。

ミラーのチェック

Mirror

写真のようなタイプのミラーを使っているローバーミニの場合、始動前にミラーの位置と角度を確認しておくことをおすすめします。

何かの拍子でミラーの角度が変わっていることがあり、動き始めてからミラーがおかしいことに気付くことがよくあります。

ボタンひとつでミラー位置を調整できるような便利な機能はミニには付いていないため、全て自力でやるしかありません。

始動前点検の徹底を

これらのポイントを抑えておけば基本的なトラブルは事前に回避することができます。

特にオイル漏れ、クーラント漏れなど「漏れ」に関する項目は放っておくと重大なトラブルにつながる恐れが強いため、始動前に時間がなくてもエンジンの下を覗き込むことだけは習慣づけたほうがいいです。

地面が土や砂利で漏れの状態が確認できない場合は、多少面倒でもボンネットを開けてエンジンの状態を目視確認することをオススメします。

ロッカーカバーにオイルのにじみはありませんか?

クーラントの飛散はありませんか?

No
ラジエーターホースの劣化で飛散・蒸発したクーラント。悲惨。

始動前のちょっとした手間で愛車を重大なトラブルから守れます。

ぜひローバーミニの始動前点検を徹底するようにしましょう。

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ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

ミニ1000(89年式MTキャブ)が愛車の複業家。東京でサラリーマンをやりつつ、いつの日か愛車を東京に連れてくるのが夢。愛車の詳しい紹介はこちら。ブログムクッといこうとオリジナルサイン作成サービスのご署名ネットを運営中。ここをクリックしてブログ村ランキングの応援をお願いします。

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