ローバーミニは修理やメンテナンスにお金がかかるのはなんとなく理解できるけど、じゃあガソリン代はどうなのか?
古い車だし燃費も最悪なんじゃ・・・?とお考えのそこのあなた、実はローバーミニはみんなが思っているほど悪い燃費じゃないんですよ。
今回はローバーミニの燃費の真相に迫ります。
目次
ローバーミニの燃費
ローバーミニは、軽量コンパクトなボディと小型エンジンを採用しており、燃費性能に優れた車種とされています。
一般的にはMT車で街乗りの場合、リッター12km〜14km、AT車で10km〜13km程度の燃費がよく言われます。ただし、車両の年式やメンテナンス状態、走行条件やドライバーの運転スタイルなどによって燃費は大きく異なるため、この数字はあくまでも目安となります。
私が乗る1989年式のMT車であっても、平均的には上述の燃費と同様の数字を出すことができるとされています。
燃費向上の方法
少しでも燃費を良くするにはどうしたらいいか。
アクセルワークを意識するなど一般的に言われる燃費向上対策と重複する点が多くありますが、以下に紹介します。
MTの場合
シフトチェンジのタイミングを上手く使うことができれば、燃費の向上につながります。
エンジンブレーキを効かせることができるため、減速時にはブレーキを使わずにシフトダウンをすることができますし、加速時には高回転域での走行は燃費に悪影響を与えるため、シフトアップを早めに行い、エンジンを回転数の低い状態に保つことが望ましいです。
さらに、信号待ちなどで停止する場合には、早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを利用した惰性走行を心がけましょう。
ATの場合
一般的なAT同様、発進時にクリープ現象(ブレーキを踏まないと車が勝手に前進する現象)で少し進んだあとにアクセルペダルを踏み込み、最もガソリン消費が多くなる初動時をカバーしましょう。
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧を適正にすることが大切です。
タイヤの空気圧が低いと、車がスムーズに走行できず、燃費が悪化する原因になります。
タイヤに適正空気圧が記載されているので、必ずチェックしましょう。
エアフィルター
また、エアフィルターを定期的に交換することも大切です。
エアフィルターが汚れていると、エンジンが十分な空気を吸い込めず、燃費が悪くなります。
エアフィルターは車種によって交換時期が異なるので、専門店や詳しい知人に聞くなどして確認してください。
エンジンオイル
エンジンオイルを定期的に交換することも燃費改善につながります。
古いオイルは粘度が下がり、潤滑効果が低下するため、エンジンの負荷が増え、燃費が悪化します。
オイル交換のタイミングは、車種や走行距離によって異なるため、メンテナンスマニュアルを参考にしてください。
車重
また、車重を軽くすることも燃費改善につながります。荷物を減らしたり、車内を掃除して不要なものを取り除くなどの対策が効果的です。
ただし、これらの方法を行っても燃費が劇的に改善するわけではありません。燃費は車種や運転状況によって異なるため、自分の車の燃費を把握し、運転方法を見直すことが大切です。
ローバーミニのガソリンはハイオク
よく言われることですが、ローバーミニのガソリンはハイオク指定です。
レギュラーでも走行できますが、ミニが製造されたイギリスと日本ではそもそもガソリンのオクタン価が異なります。
日本よりも高いオクタン価のガソリン基準で作られたローバーミニのため日本はハイオクガソリンを入れる必要があるというわけです。
詳しくはこちらの「ローバーミニにハイオクガソリンを入れる理由」で紹介していますので合わせてどうぞ。
まとめ
ローバーミニの燃費は旧車にしては悪くない性能といえるでしょう。
ハイオク指定なので多少値段は上がるものの、びっくりするような程ではありません。
ミニのガソリンメーターは信頼できないものもあるため、残りのガソリン量には余裕をもって給油してくださいね。
1 件のコメント
ありが