ローバーミニは普通車なのか?軽自動車なのか?

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ローバーミニを初めて見た人がほぼ必ずする質問があります。これって軽自動車ですか?というものです。無理もありません。あのちっちゃなボディを見れば、そう思うのは自然なことです。

でも結論から言ってしまうと、ローバーミニは軽自動車ではありません。見た目や車格とは裏腹に、れっきとした普通車です。今回はその理由と、普通車であることがオーナーとして日常にどう影響するかをじっくり解説します。

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軽自動車とは何か、を整理しよう

普通車と軽自動車の区別は、日本独自の車両区分です。道路運送車両法に基づいており、主にエンジンの排気量と車体の寸法で決まります。

軽自動車の規格は、全長3.4m以下・全幅1.48m以下・全高2.0m以下、かつ排気量660cc以下と定められています。この規格内に収まる車が軽自動車として登録でき、税制や保険料でさまざまな優遇を受けられます。

ローバーミニのボディサイズは全長3.05m・全幅1.41m・全高1.35m。サイズだけ見ると軽自動車の規格に収まっています。ところが、エンジンの排気量が問題です。ミニ1000であれば998cc、ミニクーパーであれば1275ccと、いずれも軽自動車の上限である660ccを大幅に超えています。これが普通車に分類される最大の理由です。

サイズは軽より小さいのに普通車という逆転現象

面白いのは、ミニのボディは多くの軽自動車より小さいのに、普通車に分類されるという逆転現象です。実際に軽自動車のミラジーノとローバーミニを並べてみると、ミニのほうが一回り小さいことがわかります。

それでも排気量の差で普通車扱いになるため、税金や保険など各種費用は普通車の区分が適用されます。小さいからサービスしてくれよと思う気持ちはわかりますが、区分は排気量で決まるので仕方ないんですよね。

税金はどれくらい違うのか

軽自動車と普通車の税負担の差は意外と大きいです。軽自動車税(種別割)は年額10,800円(2019年以降の新規取得者は12,900円)ですが、普通車の場合は排気量によって異なり、1000cc以下で年額29,500円となります。

ミニ1000(998cc)であれば1000cc以下の区分なので年額29,500円。軽自動車の約2.5〜3倍の税金がかかります。この差は維持費を考えるうえで無視できない要素です。

ただし、13年以上の経過年数がある車は税率が高くなる重課税の対象になります。多くのローバーミニはすでにこの基準を超えているため、その点は注意が必要です。維持費全般についてはぶっちゃけ最初の1年でいくらかかった?でリアルな費用感を紹介しています。

自動車保険も普通車料金になる

任意保険(自動車保険)も軽自動車と普通車では料金体系が異なります。一般的に軽自動車のほうが保険料が安く設定されていることが多いため、ミニは普通車として同等の保険料を支払うことになります。

ただし、ミニは年式が古い分だけ車両価格が下がっていることもあり、車両保険の設定次第では保険料を抑えることができます。加入する際はミニに対応した保険会社や代理店に相談することをおすすめします。

軽自動車専用の駐車スペースには停められない

駐車場によっては軽自動車専用のスペースがあります。ミニのボディサイズなら物理的には余裕で収まるのですが、普通車である以上は軽専用スペースへの駐車は原則NGです。

係員のいる駐車場だと注意されることがありますし、無人の場合でも違反扱いになる可能性があります。ミニのサイズで普通車スペースに停めると若干余裕がありすぎる感じもしますが、ルール上は普通車スペースを使うのが正解です。

逆に、ミニのサイズのメリットとして、普通車スペースの中でも余裕を持って駐車できるという点があります。隣の車に気を使う必要が少なく、細い道でも小回りが利くため、都市部での取り回しはかなり楽です。

高速道路も普通車料金

高速道路の通行料金も普通車区分が適用されます。軽自動車料金と比べると約2割ほど高くなります。ETC利用の場合もこの区分は変わりません。

あのミニを見て軽自動車と間違えてくれることを期待する方もいますが(笑)、料金所の係員さんは車に詳しい方が多く、ミニが普通車であることはよく知られています。素直に普通車料金を払いましょう。

ミニで高速道路を走ること自体は問題なくできます。ただし、高速走行時の振動やロードノイズはやはり大きいです。高速道路での走り方についてはローバーミニで高速道路を走行することはできるか?も参考にしてみてください。

軽自動車として登録することはできる?

実はローバーミニを軽自動車として登録する方法が存在します。エンジンを軽自動車規格の660cc以下のものに換装し、外装サイズを規格内に収めた状態で申請する方法です。

ただし、エンジン換装はミニの走行フィールや個性を大きく変えてしまうため、ミニらしさが失われてしまいます。コストもかかりますし、現実的に実行する人はごく少数です。詳しい手続きについてはローバーミニを軽自動車として登録する方法にまとめてあります。

普通車でも、ミニならではの走りがある

普通車の税金と保険を払う分、走りにはきちんと期待できます。1000cc以上のエンジンが生み出すトルク感は軽自動車とは別物で、ゴーカートフィーリングと呼ばれるミニ独特の操作感は、軽自動車では体験できない感覚です。

低重心で前輪駆動、短いホイールベースが生み出すコーナリングの楽しさは、サイズに不釣り合いなほどダイレクトです。燃費についても気になる方はローバーミニの燃費はどれくらいなのかをご覧ください。

小さいのに普通車、それがミニの個性

軽自動車よりも小さいボディで普通車の税金を払う——一見すると不合理に思えますが、これもミニを選ぶということの一部です。ミニは純粋にコスパを追う車ではありません。それでも乗りたくなる魅力があるから、みんなミニを選ぶわけです。

普通車であるがゆえの余分な出費も、ミニライフのコストとして前向きに受け入れてしまいましょう。その分だけ、ミニとの時間は特別なものになるはずですから。

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ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

ミニ1000(89年式MTキャブ)が愛車の複業家。東京でサラリーマンをやりつつ、いつの日か愛車を東京に連れてくるのが夢。愛車の詳しい紹介はこちら。ブログムクッといこうとオリジナルサイン作成サービスのご署名ネットを運営中。ここをクリックしてブログ村ランキングの応援をお願いします。

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