ローバーミニはイギリス車、つまりれっきとした外車なわけですが、果たしてハンドルは右ハンドルなのでしょうか?左ハンドルなのでしょうか?
目次
イギリス車=右ハンドル
いきなり結論からいうと、基本的にローバーミニは右ハンドル車です。
日本車と同じなので、これからミニを購入しようと考えている人にとっては一つの安心材料になるはずです。
ミニが生まれたイギリスは日本と同じ左側通行の道路ですので、イギリス車であるミニも右ハンドルが基本なのです。
ウィンカーやワイパーの位置も同じなので、戸惑うことも少ないはずです。
ローバーミニでも左ハンドルがある
実は並行輸入車であれば、ローバーミニにも左ハンドル車が存在します。
並行輸入車とは、海外で販売されている車両を販売代理店が独自に輸入した車のことをいいます。
つまり、海外(イギリス以外の国)向けに作られた左ハンドルの車を、販売代理店が輸入して日本で販売したミニというわけですね。
少し古い記事ですが、こちらのサイトでもローバーミニの左ハンドル車のことを取り上げて解説されています。
右ハンドル、左ハンドル。どっちがおすすめ?
ローバーミニにも右ハンドルと左ハンドルが存在することはわかりましたが、ではどっちのタイプがおすすめなのでしょうか?
まず運転のしやすさから。
日本は左側通行の国なので、誰がどうみても右ハンドル車のほうが運転しやすいといえます。
今まで国産の右ハンドル車に乗っていた人は、なおさらその点は大きいですね。
次にMTとATの点から。
ローバーミニの多くはMT(ミッション)車です。
日本の新車の9割以上がAT車である昨今、MTに触れた経験すらない人が増えている今、慣れない左ハンドル車で、しかもMT操作を右手でやらなければならない点は大きなデメリットかもしれません。
昔はMT車に乗っていたけど、左ハンドルのMT車を運転したことがある日本人はけっこう珍しいのではないでしょうか?
次に見た目の点から。
ローバーミニを外車だと正しく認識している人がどれくらいいるか定かではありませんが、左ハンドル車であれば間違いなく他人の興味をひきます。
「左ハンドル車ということは、ミニは外車なんだ!」と、そこで初めて気付く人もいるかもしれません。
外車であることを強くアピールしたい人は左ハンドルを選ぶと幸せかもしれません。
次にミニの歴史から。
歴史というと多少大げさですが、要するにミニはイギリスで生まれた車なんですね。
つまりミニの歴史を辿ると、そのオリジナルは当然右ハンドルにあるわけです。
ミニは古い外見を再現するカスタマイズが人気ですが、忠実に当時を再現するのであれば、当然右ハンドルしか選択肢はないといえます。
最後に総合的な観点から。
ここまで紹介しておいてなんですが、右ハンドルも左ハンドルもオーナーの好みの問題です。
実用性と歴史的観点から見れば右ハンドルがおすすめですが、オリジナリティを出したい、他人とかぶらないミニがいい!という人は左ハンドルがいいでしょう。
ちなみに管理人のミニも右ハンドルです。念の為。
左ハンドルのミニが欲しい人は気長に探そう
2000年に終了したミニの新車製造。
つまりミニの数は減少の一途を辿るばかりなのです。
そんな中で状態のいい左ハンドル車を探すには時間と根気が必要なので、ミニ専門ショップに足を運んで中古車情報に目をひからせておきましょう。
間違ってもその辺の中古車センターなどで買わないようにしましょうね。